Q 任意後見人の報酬の相場と取消権が必要な場合は?

任意後見の報酬の相場

任意後見契約を結ぶ際に、気になるのは後見人への報酬です。

契約内容によって自由に定めることができますので、報酬が高額になると支払えないのでは、と心配される方は多いです。

一律料金で提示していればわかりやすいですが、各専門家や事務所によって行う業務が異なっていますので、なかなか難しい。

一般的な目安としては、月額2万~3万くらいでしょうか。

ただ、弁護士になると、約3割の事務所が月額5万くらいで設定しているようです。

報酬増減の要素としては、財産価格や管理の手間、身上監護の内容等になります。

取消権が必要なが法定後見利用を

任意後見人は、契約時に定めた内容について代理権が与えられています。

しかし、質問のとおり、取消権がありません

取消権がなければ困る場合に、本人が悪質商法などの消費者被害に遭っている場合があります。

悪質商法の被害にあった本人に代わって、契約を取り消せないのです。

任意後見人は、もし自分の与えられた範囲の代理権では業務遂行が困難と判断した場合には、法定後見制度を申し立てて、法定後見に切り替えることができます。

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