戸籍とは、日本国民の身分を公に証明するものです。
日本国民の出生・死亡・親子関係・婚姻・離婚などを証明します。
戸籍は相続など身分関係の証明に用いられます。
戸籍は古くからありますが、全国的に統一したものができたのは、明治時代に入ってからです。
戸籍を遡って集める場合も、明治時代くらいまでが限界になるケースが多いです。
戸籍は必ずしも取得できるわけではなく、災害や戦争で消滅している場合があります。
戸籍を再現できない場合は、「廃棄証明書」といって、戸籍が消滅してなくなった旨の証明書を発行してもらえます。
相続手続については、廃棄証明書があれば手続を進められます。
家系図作成の場合、戸籍上の調査までで終えるのか、それ以上の調査(菩提寺・家紋・苗字など)にまで範囲を広げるのかによって、時間や費用が異なります。