先祖が武士である場合の調査

先祖が武士である場合は、各藩が作成した資料を探すことが目標になります。

中でも、藩士の名簿である「分限帳」は、家系図調査に非常に役立ちます。

運が良ければ、分限帳には家系図も添付させているケースもありますので、調査が進むでしょう。

ただし、当時は家柄によって仕官の待遇が変わりました。虚偽の家系図も多いので、注意が必要です。

分限帳は、役場や郷土資料館、図書館などに保管されていますので、まずは問いあわせてください。

分限帳から読み取れる情報

分限帳には、侍の領地や家柄、禄高、役職、昇進、菩提寺などの情報が記載されています。

上記の情報でも、子孫にすれば胸が躍るものですが、そこからさらに先祖を辿ることができる可能性が出てきます。

実は戦国期の大名の流れを汲んでいる、なんて驚くような情報もあり得ます。

分限帳の他にも、江戸幕府が各大名家の武士たちの家系を編纂しています。

中でも「寛永諸家系図伝」「寛政重修諸家譜」は著名です。

いずれも有力大名や旗本などのみの記載ですが、先祖が記載されている可能性があれば調査してみるとよいでしょう。

また、民間発行の「武鑑」もあります。

民間が作成した名簿で、毎年発刊されていたようです。

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