夜勤職員の配置は不要だが

夜勤職員は指定申請の基準では、必要とされていません。

ただし、配置した場合には夜間支援等体制加算が算定できます。

グループホーム開業当初は夜勤や宿直を置かなくて良かったとしても、入居者が年齢を重ねるにつれて、いずれは必要になってきます。

その際に収支が崩れる、人の確保ができなくならないように、事業計画を練って開業してください。

また、夜勤や宿直の配置があるほうが、入居者が集まりやすい面があります。

入居者や保護者からすれば、やはり安心だからです。

今はまだグループホーム自体が少ないですが、将来的に競争が激しくなってくると、選ばれるホームになるための努力は必要になります。

宿直は二人体制が無難かもしれません

前述のように障害者グループホームにおいては、宿直を必ずしも配置する必要はありません。

ただ、何かあってはいけませんので、たいていは宿直者を配置しています。

昨今の人材不足から、夜勤職員の採用は難しくなっています。

が、私は敢えて、夜勤は二人体制を推奨しています。

 

というのも、夜勤1人だと、いざという時の判断は1人で行うことになります。

自分が誰かに手を取られている隙に、何か別のことが起こっても対処できません。

 

そのため、1人体制だと採用した職員の負担が重く、退職者が多くなるように感じています。

新人で採用して一人で夜勤をさせるなど、かなりの負担です。

人件費は上がりますが、職員の定着率と安全に代えられません。

もっとも、収支のバランスは取る必要があります。

経営者として、判断の難しい所だとは思います。

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