国際結婚の推移

日本の国際結婚数は、1980年代頃までは年間1万件以下くらいでした。

が、1980年代後半から急増して2万件を超え、2005~2007年頃には4万件を突破しました。2010年代は、年間2万件程度で推移しています。

一時期急増したのは日本のバブル景気などで、日本人と結婚したい外国人が多かったせいも、あると思います。外国人女性と日本人男性の集団お見合いツアーなどが盛んに行われていたのも、記憶に新しいところです。

日本人は優しく、経済力もあるとのことで、人気だったのでしょう。

それらのお見合いなどは今でもありますが、当時ほどではありません。

周辺諸国の経済力も向上し、日本への憧れなどが減少している傾向もあるでしょう。

重婚の実態

日本で重婚は、認められません。

結婚の際に外国人も理解しているはずですが、時折、ご相談を受けるのが、重婚です。

日本人と日本で婚姻していながら、母国に戻った外国人配偶者がパートナーを作り、母国で婚姻しているケースです。

判明したら離婚や婚姻を取り消しをする方法はありますが、子供がいる、外国人配偶者の扶養で生活しているような場合は、そう簡単ではありません。

また、外国人配偶者が日本人配偶者ビザの間であれば、日本人との婚姻を解消すれば、日本に滞在できなくなる可能性があります。たいていは、その間は、重婚はしません。

外国人側が永住ビザを取得して日本への滞在に不安がなくなった場合に、起こります。

それほど数は多くありませんが、稀にあり得ますので国際結婚の際にはご注意ください。

お気軽にお問合せ・ご相談ください

受付時間
9:00~18:30
定休日
日曜、祝日
(事前予約で休日、夜間対応可)

関連するページのご紹介

こちらのページを読んだ方には、下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。

パソコン|モバイル
ページトップに戻る