国によって婚姻制度は異なる

日本人同士のカップルなら、役所に婚姻届けを提出すれば婚姻が成立します。

国際結婚の場合は、夫婦それぞれの国の婚姻制度をクリアしなければ、法で認められた夫婦とは認められません。

国際結婚を複雑にしている所以です。

種類としては、以下のようなものがあります。

民事婚・・・役所に届出が受理されて婚姻が成立する「届出婚」、儀式が必要な「儀式婚」、在外公館で式を行う「外交婚」など。

宗教婚・・・寺院や教会などで、宗教儀式を行う。宗教の戒律によって、異教徒と婚姻できなかったり、離婚できなかったりする。

上記を組み合わせた婚姻、例えば、届出婚の後に儀式婚まで行って婚姻が成立するなど、国によって差異があります。

主な国の婚姻制度

届出婚または儀式婚を採用しているのは、日本、オランダ、ドイツ、スイス、フランス、イタリア、ロシアなどです。

フランスは、役所で儀式婚を行います。

儀式婚と宗教婚を認めているのが、イギリス、カナダ(州による)、オーストラリアなどです。

宗教婚のみなのは、キリスト教を国教とする国々、イランなどのイスラム圏です。

フィリピンやインドなどは、宗教婚と届出婚の両方を認めています。

上記については、改正や地域によっては差があります。

あくまで参考程度に、ご覧ください。

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