在留資格申請を専門にしている行政書士事務所であれば、一度はあるのが怪しい相談です。
結婚ビザであれば、いわゆる偽装結婚のケースになります。
偽装結婚ですから、形上の夫婦はお互いに愛し合っていない旨を理解し、それでも何らかの利害が一致して夫婦になっています。
当事者は自身たちで申請するのは怖い、入管に行き辛いため、行政書士に相談してきます。
また、行政書士のノウハウで何とか黒を白にしてもらおうとしています。
当然、偽装と即わかった場合は、お引き取りを願う行政書士事務所がほとんどです。
相談の際に偽装結婚である旨を隠していたとしても、概ねは見破れます。
話の辻褄が合わない、矛盾がある、とても愛し合っているようには見えないなど、何となく感じられるものです。
「概ね」としたのは、上記のような矛盾さえないほど、精巧に偽装してくるケースがあります。偽装のプロ、生業としているようなグループもあります。それでも見破れることがほとんどですが、コロナショックでオンライン相談や申請の方向に国の政策を向かうと、わかりません。
入管の審査官もプロですから、同様です。
少しでも疑義があれば、書類だけではなく、面接や実地調査に入ります。
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