日本で入院医療を受けるためのビザについてです。
身分系ビザではなく特定の活動が対象になっていますが、就労ビザとも異なりますので、当サイトで記事にしました。
具体的活動は、以下です。
1 日本で相当期間の滞在をして病院や診療所で入院して医療行為を受ける活動です。疾病や傷害が対象になっており、入院前後に医療行為を受けるための滞在も、認められます。
2 1の方の日常生活上の世話をする者も、在留資格が取得できます。
2については、収入を伴う活動はできません。
よく虚偽で就労系のビザを取って日本の健康保険で医療行為を受けるニュースが見られますが、このビザはそうではありません。
真に医療行為を受けるためだけの、在留資格です。
入院医療のためのビザ申請の際に必要になる書類例です。
あくまで一例です。
1 在留資格認定証明書交付申請
2 写真
3 返信用封筒
4 日本の病院等が発行した受け入れ証明書
5 活動予定(入院先資料、手術計画、病院以外の滞在先など)
6 滞在費支弁を証する資料(加入保険証書、貯金残高証明書など)
8 その他
よく問題になるのが、病院以外の滞在先と滞在費の支弁です。
日本の医療機関の未払い被害が多くなっていますので、確実に医療機関への支払ができる旨を立証する必要があります。
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