表題の質問は、ビザ申請の審査は人が行うところから、きています。
我々行政書士が日々、多くの申請を全国の入国管理局に行っていると、同じような事案で同じような書類や資料を提出しても入国管理局によって許可・不許可の差異が生じることがあります。
他の建設業などの許可でももちろん人が審査するため差異はあるものですが、こと入国管理局の審査は差異が大きくなることがあります。
例えば、同じ人の永住ビザ申請をある入国管理局に申請して不許可になっても、何らかの事情で住所が変わって他の入国管理局に申請したらすぐに通ったといったようなケースがあります。
結果が出てから一体全体何か違うんだろうと考えても、審査する人や入国管理局の方針として思えない時があります。
結論からすれば、表題の質問には答えられません。
というのも、例えば今は〇〇入国管理局が〇〇ビザについて審査が緩そうと感じていても、少し時間が経てばすぐに変わるからです。
日本国や入国管理局の方針が少し変化することがありますし、各入国管理局の方針が微妙に変わることもあります。
また、審査する職員の異動によっても、変わります。
申請した際に担当になる職員によっても、差異があります。
何とも言えないというのが、正直なところです。
ただし、依頼を受けた案件については、その時々で最も可能性が高まる方法で業務を遂行しています。