申請したら終わりではない
申請書類一式を入管に提出したら、ホッとするものです。
書類作成や資料集めが大変ですから、あとは結果を待つのみと思いたくなる気持ちも理解できます。
しかし、在留資格申請は申請後の入管での審査が、一番重要です。
審査の過程で立証が足りない、何らかの事実に疑いをもたれているような場合は、電話で質問があったり、追加資料の提出通知がきたりします。
さらに言えば、面談や実地調査もあり得ます。
入管職員も真剣に審査してくれていますので、申請人側も真摯に応じるべきです。
資料提出通知への対応
入管からの電話や面談通知には、真摯に応じる方は多いです。
実際に入管の審査官から電話などがある訳ですから、許可が欲しい申請人も真剣になります。
しかし、資料提出については
・どのような資料を作り、提出するか
・入管法の基準を満たすような立証
が求められます。
忙しい事業者であれば面倒ですし、外国人本人にとっては高度な日本語能力が求められると作成困難なケースがあります。
ですが、在留資格申請は原則が書面審査です。
電話や面談はたいていは一人の審査官が対応しますが、許可・不許可の判断は合議制や最終決裁には審査官の上司の判断も必要です。
とすれば、説得力のある書面や資料のあるほうが有利でしょう。
追加資料の提出には、勢力を注いでください。