戒名は、死者に贈られる名です。
人が亡くなった時に、お坊さんが付けてくれるのが一般的です。
●●院〇〇居士
●●院〇〇大姉
などで、後半の〇〇の部分が戒名になります。
「院」は院号といって、尊称です。
「道」を使用する場合もあります。
「居士」「大姉」は、戒名の後に付ける敬称です。
亡くなられた方の男女、成人・未成年で区別されます。
戒名は信仰や生前の功績・人柄を鑑みて付けます。
例えば、生前に歌が好きで好きでたまらなかった方は、「歌好」という戒名になるかもしれません。
そのため、戒名からは先祖の功績や趣味などがうかがえます。