下記にサテライト型住居の要件を、列挙します。

細かい運用については、各自治体との協議となります。

1. 本体住居と概ね20分以内で移動が可能であること
2. サテライト型住居は、１つの本体住居に対して2か所まで設置可能。ただし、本体住居の入居定員が4人以下の場合は、1か所まで。
3. サテライト型住居の入居定員は1人。
4. 原則として、風呂、トイレ、洗面所、台所等日常生活を送るための必要な設備を設置
5. 居室面積は、7.43㎡以上（収納スペース除く）
6. 本体住居及びサテライト型住居には、サテライト型住居の入居者から適切に通報を受けることができるよう、各住居に必要な通信設備を設けること（携帯電話可）
7. 本体住居の職員が定期的に巡回し、日常生活上の援助を行うこと

サテライト型住居には、常勤職員の配置は必要ありません。

しかし、緊急時に連絡ができる体制を整える必要はあります。

また、一日に数回の巡回が必要など、自治体によって求められる見守り体制に少し差があります。

開業前の事前協議からきちんと打ち合わせを重ね、必要な職員配置を行います。

緊急連絡体制は携帯電話でも可の自治体がほとんどです。

以前ほど設備に経費がかかりませんので、参入しやすくなっています。