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尊厳死とは、傷病により「不治かつ末期」になったときに、自分の意思で、死にゆく過程を引き延ばすだけに過ぎない延命措置をやめてもらい、人間としての尊厳を保ちながら死を迎えることです(日本尊厳死協会HPより)。
元気なときに、本人が延命治療はしなくていいからと周囲に伝えていることは多いものです。朝日新聞の調査でも、延命治療を希望しない人は81%という結果がでたという記事(2010年11月4日)を読みました。
しかし、いざその場面になると、周囲は判断に迷います。本人が元気なときに言っていたことが、果たしてこの場面で尊重していいのかと。本人は延命治療を拒否していたが、何もしなければ死を待つだけの選択を家族ができないこともあります。
ですから、本当に延命治療を望まないのであれば、書面にして残しておくべきです。書面だと、医師などの周囲も納得することが多いからです。
できれば公正証書で作成することをお勧めします。当事務所では、遺言書と尊厳死宣言書をセットで作成される方の支援を多く行っています。
尊厳死宣言公正証書例
本公証人は、尊厳死宣言者○○○○の嘱託により、令和○○年○月○日、その陳述内容が嘱託人の真意であることを確認の上、宣言に関する陳述の趣旨を録取し、この証書を作成する。
第1条 私○○○○は、私が将来病気に罹り、それが不治であり、かつ、死期が迫っている場合に備えて、私の家族及び私の医療に携わっている方々に以下の要望を宣言します。
1 私の疾病が現在の医学では不治の状態に陥り既に死期が迫っていると担当医を含む2名以上の医師により診断された場合には、死期を延ばすためだけの延命措置は一切行わないでください。
2 しかし、私の苦痛を和らげる処置は最大限実施してください。そのために、麻薬などの副作用により死亡時期が早まったとしてもかまいません。
以下、省略
ご自身に合った文言を、以下に考えて記載するようにしてください。
周囲の人々が本人の意思に間違いないなと思われれば、詳細は問題ではありません。
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