成年後見のご相談の増加と任意後見を上手く使う終活

認知症の方が増えているためか、成年後見制度のご相談が増えています。

成年後見制度について知りたいと、セミナーや講演のご依頼も多くなっています。

いきなり専門家に相談に行くのはちょっと躊躇いがあるが、セミナーや講演形式でなら聞いてみたいとお考えになるのでしょう。

最近では、自治会や地域の婦人会などからもお声かけをいただいています。

特に身寄りがない、いわゆる、おひとりさまの方の関心が非常に高いようです。

セミナー終了後などに、自身のこととして、ご質問をよくお受けします。

認知症への備えも、元気なうちが基本です。

思い立ったら、セミナーや相談会に参加してみてください。

ここ最近、成年後見制度についてのセミナーのご依頼が続いています。

成年後見制度をどう使って、自分の老後を支えもらうかを考えておられる方は多いです。

しかし、任意後見制度については関心が薄い、と申しますか、周知されていません。

任意後見は、使いようによっては終活において非常に役立ちます。

自分や家族に合わせた契約内容にできますし、他の委任契約を組み合わせることによって見守りや死後の手続まで委任が可能です。

任意後見を上手く使う方法をご相談者にお伝えすると、目の前が開けたようになる方がいます。

自分らしい老後を作っていける、便利なツールであることを理解した瞬間です。

今後の成年後見セミナーでは、任意後見のメリットを広く周知してもらえるように頑張っていこうと思っています。

もちろん、デメリットについてもお伝えします。万能な制度など、ありませんから。