運営:行政書士馬場法務事務所
〒653-0041 兵庫県神戸市長田区久保町6-1-1-202
各線新長田駅徒歩7分 駐車場:近隣にコインパーキング多数あり

受付時間

9:00~18:30
定休日:日曜、祝日
(事前予約で休日、夜間対応可)

お気軽にお問合せ・ご相談ください

078-647-7103
090-3943-9131

親なき後を支える成年後見制度

先日発表がありましたが、平成16年度に兵庫県内で起こった障害者虐待の件数は68件です。

多いか少ないかはそれぞれの判断ですが、虐待は明るみに出るのはほんの一部ですから、実際にはこの数倍、10倍程度はあるかもしれません。

7割は親や兄弟などの養護者で、施設職員によるものが残りの3割です。

原因として職員不足で負担が増えているとの指摘がされていました。が、それも多少影響しているとは思いますが、虐待する職員は勤務当初から態度等でわかるものです。

おそらくは、周囲の職員は概ねわかっていたのではないかと思います。

 

最近、神戸市議会で、ある議員が「障害者の親亡き後をどうやって支えるか」との質問をしました。

それを受けた市長の返答が、「成年後見制度の活用」と新聞記事で見た覚えがあります。

成年後見制度の活用促進に、行政や専門職が取り組んでいく必要があります。

親なき後の早めの準備について

ここ最近、障害を持つ子の親御さんからのご相談が続きました。

ご相談内容で多いのが、親なき後の成年後見制度の活用です。

障害のあるわが子のためにどのように後見を活用したらいいのかについて、悩んでおられます。

私は親なき後については、子に後見を利用するのはもちろんですが、親御さんの終活も同時に行うほうがよいと思っています。

というのも、たいては障害のある子に財産を多く与えたいなど、親御さんの遺言や相続が絡んでくるからです。

例えば、親御さんの任意後見受任候補者を、子の後見人にするなどの方法があるでしょう。

利益相反になるケースが出てくるので簡単ではありませんが、一例です。

私が施設勤務していた頃、高齢の親御さんが突然倒れ、残された子がどうしようもなく施設に預けられる場面を、何度も見ました。

いきなり、誰も知らない場所で、集団生活させられるのは、非常にストレスです。

特に障害のある方は、環境の変化に弱い面があります。

そうならないために、親なき後の準備は、早いうちからが良いと考えています。

お気軽にお問合せ・ご相談ください

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
078-647-7103
090-3943-9131
受付時間
9:00~18:30
定休日
日曜、祝日
(事前予約で休日、夜間対応可)

関連するページのご紹介

こちらのページを読んだ方には、下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

078-647-7103
090-3943-9131

<受付時間>
9:00~18:30
※日曜、祝日は除く(事前予約で休日、夜間対応可)

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

行政書士馬場法務事務所

住所

〒653-0041 兵庫県神戸市長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館202

アクセス

各線新長田駅徒歩7分  
駐車場:近隣にコインパーキング多数あり

受付時間

9:00~18:30

定休日

日曜、祝日(事前予約で休日、夜間対応可)