運営:行政書士馬場法務事務所
〒653-0041 兵庫県神戸市長田区久保町6-1-1-202
各線新長田駅徒歩7分 駐車場:近隣にコインパーキング多数あり

受付時間

9:00~18:30
定休日:日曜、祝日
(事前予約で休日、夜間対応可)

お気軽にお問合せ・ご相談ください

078-647-7103
090-3943-9131

相続争いで一番多いパターンかもしれない

産相続の争いはさまざまです。父親が亡くなり、その配偶者と子が遺産で争うケース、親が亡くなって兄弟間での争いが始まるケース、疎遠だった甥や姪が相続人になって争うケースなどいつでも起こり得るものです。

中でも前述の兄弟間の争いは、一番多く目にします。

兄弟だからこその各々の主張があり、遺産分割協議がまとまらなくなるケースがあります。

親の介護をした子と、そうでない子の争い

兄弟間の争いの中でも特に多いのが、親の介護をした子とそうでない子の遺産配分を巡っての争いです。

親の介護をした子は、ご自身の時間を割き、費用も負担して介護をしています。介護施設からの急な連絡によりご自身の予定を変更して自己の家族に負担をかけることもあったことでしょう。

一方、親の介護をしていない子からは、親と一緒に暮らして通帳など財産を管理してきた子が親から援助を受けてきたと考えられるようです。自身は親元を離れて全く親の援助なしに生活してきたため、親と同居してきた子は恵まれていると思う方もいます。

また、離れて暮らしていても親の相談に乗り、時には会いに行き、介護の一部を担ってきたと考えているかもしれません。ご自身なりに、親を気にかけてきた自負があるものです。

各々に言い分があり、どちらも間違っていません

が、双方の話し合いが交わることはなかなか難しく、平行線を辿ります。

相互に譲歩できれば問題ありませんが、一度感情がもつれるとどうにもならなくなるケースです。

相続人の配偶者が話に入ると争いが大きくなる?

中でも相続人の配偶者など、相続人でない者が前に出てきて口を挟むようになると遺産分割協議はまとまらなくなる傾向があります。

他の相続人からすれば、相続人でない者が財産分与を主張してくることに抵抗があるものです。それまでの親族関係にもよりますが、遺産分割はデリケートな問題ですので第三者が口を出すのは慎重に行う必要があります。

もっとも、第三者が口を出す場合は、誰かの権利を主張するというよりは、皆が互いに譲歩できるような仲裁者の役割を担えば上手くいく場合があります。

冷静、客観的に場の雰囲気を感じ取り、意見を述べられるような方であればよいでしょう。

自己の死後、子供たちが争うのを親が望んでいるか

遺産相続で兄弟間で争いが起った際にですが、1人になって冷静に考えてみてほしいと思います。自己の死後に子供達が争うのを、亡くなられた親御さんは望んでいるかと。

冷静になってみると、互いに譲歩して話がまとまるのであれば、争いを止めようと思うのではないでしょうか。

距離のある他人であれば譲歩できるような事柄でも、兄弟や親族間であれば意地になって譲歩できないケースは多々あります。家族の歴史があるため仕方がない部分はありますが、一緒に育った期間に楽しい思い出や心を通わせていた時はあったはずです。

それらを思い出して、親御さんの想いを汲んで、話し合ってみてください。

兄弟の中で冷静に話し合える者同士が遺産分割協議を主導すれば

兄弟間の争いでも、皆が皆、冷静に話ができないわけでも、仲が悪いわけでもないと思います。

その場合、話し合える人同士が話し合ってたたき台を作る、上手く仲裁できる人が主導して話をまとめる方向にもっていくという方法があります。

顔を合わせると喧嘩になる兄弟同士は会わないようにして、仲裁できる人が各々と話をして最終的には書面に署名押印をもらう方法です。

仲裁者にとっては非常に手間ですが、裁判をする手間と費用や時間を考えると、負担は軽く済むと思います。

客観的な第三者の立会で冷静に話し合える場合も

遺産分割協議において何度も申し上げていますが、親族間では感情的になりがちな話し合いでも第三者の立会があると冷静に話し合えるケースがあります。やはり、他人がいると感情むき出しで争う姿を見られたくないという意識が生じるのでしょう。

感情を抑えて話し合いができると、まとまらなかった話がまとまることがあります。

第三者については、共通の友人や懇意にしている自治会長など相続人たちが一目置いている人であれば、誰でも良いと思います。

専門的なアドバイスが必要であれば、行政書士や司法書士などが適任でしょう。

ただし、あくまで立会ですから、話し合うのは当事者同士です。代理で話し合って解決してほしければ相続人各々が弁護士に委任することになります。

お気軽にお問合せ・ご相談ください

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
078-647-7103
090-3943-9131
受付時間
9:00~18:30
定休日
日曜、祝日
(事前予約で休日、夜間対応可)

関連するページのご紹介

こちらのページを読んだ方には、下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

078-647-7103
090-3943-9131

<受付時間>
9:00~18:30
※日曜、祝日は除く(事前予約で休日、夜間対応可)

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

行政書士馬場法務事務所

住所

〒653-0041 兵庫県神戸市長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館202

アクセス

各線新長田駅徒歩7分  
駐車場:近隣にコインパーキング多数あり

受付時間

9:00~18:30

定休日

日曜、祝日(事前予約で休日、夜間対応可)